住宅ローンにはさまざまな種類がありますが、取り扱っている銀行の種類によって金利などに一定の傾向が存在します。
そのため、自身にとって適切な住宅ローンを探す際は、まず銀行選びから考えることが大切です。
今回は、銀行の一種であるネット銀行で扱われている住宅ローンについて、そのメリットやデメリットを解説します。
住宅ローンの利用を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
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住宅ローンを組む際に知っておきたいネット銀行とは？
ネット銀行とは、基本的な取引がオンライン上だけで完結する新しいタイプの銀行です。
その大きな特徴としては、店舗数が少ないことが挙げられます。
店舗数は必要最小限に抑えられており、一部のネット銀行には実店舗自体が存在しません。
現金の入出金が必要な際は、提携しているATMを利用することになります。
多くのネット銀行では独自の住宅ローンを提供しているため、ネット銀行を候補に入れるとローン選びの選択肢が増えることになります。
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ネット銀行で住宅ローンを組むメリット・デメリット
ネット銀行で提供されている住宅ローンの多くは、メガバンクや地方銀行などが提供する住宅ローンに比べ低金利なのが特徴です。
金利が安いのは変動金利の住宅ローンのみですが、銀行やプランによってはメガバンクより0.1％以上金利が低いこともあります。
これは店舗数を少なくすることによって、人件費などの各種コストを抑えているためです。
また、ランニングコストが安いのもネット銀行の住宅ローン独自のメリットです。
ネット銀行の住宅ローンでは、団体信用生命保険の保険料が金利に含まれているケースや、基本コース以外の特約が標準付与されているケースが多く見られます。
保証料や繰上返済手数料を支払う必要がないローンも多いため、気軽に繰上返済ができます。
来店不要でローンが組めるのも、スケジュール確保が難しい方にとってはうれしいポイントです。
一方、ネット銀行の住宅ローンが持つデメリットとしては、事務手数料が高い点が挙げられます。
そのため、ランニングコストの安さに対して初期費用は高めです。
また融資実行に時間がかかるため、スピード感が要求される中古住宅の購入にはあまり向いていません。
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ネット銀行とその他銀行との住宅ローンの違い
ネット銀行は住宅ローンに関する手続きがオンライン上で完結するため、基本的には対面で話し合う相談窓口が存在しません。
申請に手間がかからないメリットがある一方、顔を合わせて話し合いたいと考える方にとっては、不安に感じる場合もあるでしょう。
また、住宅ローンを組む際には保証料タイプと手数料タイプを選択できる場合がありますが、基本的にネット銀行は手数料タイプのみです。
団体信用生命保険のサービス内容にも違いがあるため、どの程度の保障を希望するかによっておすすめの銀行は変わってきます。
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まとめ
ネット銀行の住宅ローンは、金利やランニングコストが安いメリットを持つ一方で、初期手数料が高く融資までにかかる時間も長めです。
将来的な資金計画や団体信用生命保険の保障内容なども考慮し、自分に合った住宅ローンを探してみてください。
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