マイホームの購入を検討していると、工事の無事を祈願する地鎮祭がキーワードとして挙がります。
しかし、家が建てられた状態で購入するケースの多い建売住宅では、地鎮祭を自らおこなうのは難しく、代替手段の検討が必要です。
そこで今回は、地鎮祭の代替手段となる竣工式の概要や流れ、費用についてご紹介します。
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建売住宅でおこなう竣工式とは？
竣工式とは、マイホームの工事が無事に完成した感謝の気持ちを、神様に伝えるための儀式です。
また、家内安全を祈願する意味合いもあり、竣工式では神主とともに家のなかを回り、お祓いしたり祝詞をあげたりします。
一方、マイホームを建てる際の儀式として知られている地鎮祭は、建設前に土地の神様を祭り工事の無事を祈るものです。
しかし、建売住宅は一般的に家が建った状態で購入するため、地鎮祭がおこなわれているかは販売業者次第です。
地鎮祭をおこなっていないケースも多いため、竣工式はその代替手段になります。
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建売住宅でおこなう竣工式の流れとは？
建売住宅でおこなう竣工式も、地鎮祭と同じように神事であるため、流れには決められた型があります。
大まかには、はじまりに関係者全員が手水桶の水で心身を清め、祝詞の奏上などおこない、最後にご新酒をいただく流れです。
そのほかにも、土地を祓い清めたり、土地や工事関係者の守護を祈願したりといった神事を執りおこないます。
なお、竣工式のタイミングは竣工からあまり期間を空けないほうが良いとされ、引渡し日や引っ越し後におこなわれるのが一般的です。
日取りについては吉日、当日の服装は略礼服以上が良いとされています。
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建売住宅でおこなう竣工式の費用とは？
建売住宅でおこなう竣工式の費用は、式に参加する人数によって異なりますが、宴会費なども含めて合計10万円ほどといわれています。
竣工式を執りおこなう神主への初穂料は3万円ほど、関係者へのご祝儀は1人あたり5,000円ほど、引き出物は1人あたり1,000円ほどが相場です。
さらに竣工式後に宴会などおこなう場合には、宴会費がプラスされます。
どの規模でおこなうかで費用が異なるため、事前に大まかな人数を把握し、予算を確保しておきましょう。
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まとめ
地鎮祭を購入者自らおこなうのが難しい建売住宅では、代替の手段として竣工式と呼ばれる神事があります。
マイホームの竣工後に、感謝の気持ちを神様に伝えたり家内安全を祈願したりする儀式で、流れには型があり一定の費用もかかるため、事前に内容を把握しておくと安心です。
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